山火事の防止呼びかけるパレード 鹿角市

山火事の防止呼びかけるパレード 鹿角市

 鹿角市内でも発生が多い林野火災を防ごうと、関係機関がスピーカーを付けた車などを走らせて注意を呼びかけるパレードが行われました。

 これは、空気が乾燥して火が燃え広がりやすいこの時期に、林野火災を防ごうと行われているものです。

 13日は森林管理署、秋田県、鹿角市、森林組合、それに消防本部の担当者たちが乗った車5台が列をつくり、市内をおよそ1周しました。

 担当者たちが乗った車には、「山火事注意」などと書かれたステッカーが張られたほか、スピーカーが付いた車からは、「たばこの投げ捨ては絶対にやめましょう」などとアナウンスされました。

 林野庁によりますと、林野火災は近年、全国で1年間におよそ千200件、一日平均でおよそ3件のペースで起きていて、原因は、たき火、火入れ、放火、たばこなど人為的なものがほとんどとみられています。

 鹿角市内で林野火災は毎年のように起きていて、去年は1件、過去5年間では6件ありました。

 いっぽう、各地で相次ぐ大規模な林野火災を踏まえ、鹿角管内でもことし1月から、林野火災注意報と林野火災警報が運用されていて、空気が乾燥し雨が少ない時などに発令され、外での火の使用が禁止されています。

 ただ、その初の発表からわずか2日後の先月26日に林野火災が起きており、地域の人たちの防火意識や備えが問われています。

 パレードを主催した鹿角市農地林務課では、「大槌町など各地で大規模な山火事が発生し、管内でも林野火災がことしも起きている。農業の本格化と、山菜採りの入山者が増える時期でもあり、火の取り扱いには十分注意してほしい」としています。

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