秋田県無形民俗文化財に指定されている鹿角市の「花輪の町踊り」の講習会が始まり、熱のこもったけい古が行われています。
花輪の町踊りは江戸の盛り場のはやりの歌と踊りが伝わったもので、春の農作業から豊作の喜びまでをストーリーにした12曲を中心に、全部で15曲あります。
8月と9月の本番を見すえた講習会が11日夜に始まり、初日はおよそ40人が集まりました。
受講者たちははじめに、基本の所作の、手の「指し」「かざし」や「止め足」「捨て足」などを保存会の会員から指導されていました。
そのあと、軽快なテンポと手数の多さ、そして節々に男性の動きが入る「男踊り」になっている点が特徴の振りつけを、熱心に練習していました。
初めて参加したという鹿角市錦木の50代の女性は、「子どものころから参加したいと思っていて、いよいよ習いに来ました。曲の数がこんなにあるとは思いませんでしたが、1曲でも覚えて、本番で踊りたい」と話していました。
花輪の町踊り保存会の菅原廣志会長(77)は、「難しいと思っている人もいるようですが、間違えてもいいし、1曲ずつゆっくり覚えてもいいです。一番大事なのは、楽しく踊れるようになることです」と誘っています。
また、去年の町踊りは途中で中止になっており、「ベテランの人たちが、ことしこそはと張り切っているようだ。去年の分も楽しんでほしい」と期待しています。
講習会はおよそ2か月間、毎週月曜と火曜の夜に花輪市民センターで開かれ、途中からの参加も歓迎されています。
またことしは500円の会費について高校生以下を無料としたほか、見学したい人が自由に見られるようになっています。

(写真はクリックすると見られます)







