鹿角市と小坂町の管内の労働市場は、求人倍率が10か月ぶりに1.1倍を割り、ハローワークでは、1月、2月に停滞していた求職活動が活発化した反動とみています。
ハローワーク鹿角の3月末時点のまとめによりますと、企業からの求人は591人で、前の月から19人減りました。
対して、仕事を求めた人は562人で、前の月から59人という大幅な増加になりました。
これらにより、仕事を求めた人一人に対し企業からの求人が何人あったかを示す有効求人倍率は1.05倍となり、前の月から0.16ポイントの大幅なダウンとなりました。
この水準が1.1倍台を割ったのは10か月ぶりで、1.05倍まで下がったのは、ここ10年ではありません。
これは、求人数が再び600人を割り込み、また仕事を求めた人の数が、求職活動の活発化で大幅に増えたことによるものです。
ハローワークによりますと、1月の大雪とそれに伴う交通事情の悪化などで停滞していた求職者の動きがここにきて反動的に起こっています。
実際に3月の就職件数は、1月と2月の合計も上回る規模になったということです。
ハローワークでは、「求人の減少は就職件数の増加というポジティブなものでもあると言えるため、むしろ求人、求職の均衡が取れている状態と前向きに判断している」としています。
いっぽうで、「管内の事業所でも中東情勢に伴う影響が現れてきており、一部の事業所では資材の不足などで事業の縮小を余儀なくされているケースも確認されたため、動向を注視している」としています。







