小坂町のテーマパーク自慢の、寝台特急を使った宿泊営業が、冬の休止から再開し、乗客たちが当時の雰囲気を楽しみました。
町立の小坂鉄道レールパークでは、ブルートレイン「あけぼの」を使った、宿泊と、全国唯一の動く姿の披露が人気です。
ことしの営業が2日に始まり、東京や愛知などから寝台券を予約していた人たちが、それぞれ個室のA寝台と、2段式のB寝台に乗り込みました。
車両は止まったままですが、車内では「ガタンゴトン」と走行音が放送され、また車掌役の人たちによるアナウンスや切符の検札もあり、雰囲気はさながらです。
宿泊者は深夜前までは、ボックス席の別の車両で飲食をしたり、駅舎にあるシャワー室を利用できます。
また原則として午後10時までは食事や買い物、観光などで施設の外と行き来できますが、スタッフによりますと、宿泊者は熱烈なファンが多く、食事を持参するなど、なるべく車両から離れずに過ごしているそうです。
また、居合わせた人同士で意気投合し、鉄道談義で盛り上がっていることもあるそうです。
東京都八王子市から初めて訪れた40代の男性は、「ブルートレインを残している全国の施設を巡っているが、動くものはここだけなのでありがたい。部屋の雰囲気も当時のようで、なつかしい」と話していました。
レールパークの鈴木二朗駅長は、「今は走っていないブルートレインに乗れる感動を口にする人と、当時は切符が高くて乗れずにいたからうれしいと話す人が多いです。昭和の寝台特急の雰囲気を楽しんでほしい」と話しています。
ことしの宿泊営業は10月末までの、土曜夜からを中心とした30日間で、施設によりますと今月はおよそ8割、来月はおよそ7割の切符がすでに売れているということです。

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