世界文化遺産の鹿角市の縄文遺跡「大湯環状列石」で、子どもたちが発掘を体験する催しが開かれ、未来の考古学者たちが貴重な機会を楽しみました。
大湯環状列石のガイダンス施設では、遺跡に親しみをもってもらおうと、縄文人の知識や道具にふれる催しをシリーズで行っています。
2日に行われた子ども向けの遺跡の発掘体験では、幼児と子どもおよそ40人が施設脇の広場に、順に集まりました。
はじめに発掘調査にもあたる市の学芸員から、発掘では、土の表面をゆっくりと削っていくことなどが説明されました。
体験は遺跡の発掘現場に見立てた砂場で行われ、参加した子どもたちは、実際に使われている道具を使い、慎重に砂を取り除いていました。
そして土偶や土版のレプリカを掘り当てると、歓声をあげて喜んだり、親に得意げに見せたりしていました。
参加した鹿角市八幡平大久保の小学2年の男の子は、「そっと砂を削っていったら、スコップの先にガツンと何かがあたって、見たら、どばんくん(大湯環状列石のキャラクター)だった。楽しい仕事だと思った」と話していました。
大湯ストーンサークル館の児玉竜司(りゅうじ)主査は、「世界遺産への登録後、地元の子どもたちにも大湯環状列石が大事なものだと徐々に浸透してきている。楽しくふれてもらい、大湯環状列石がある鹿角市を将来、誇りに思ってほしい」と話しています。








