学校を掃除したことがない外国人たちに中学生が手ほどきするというユニークな国際交流が、小坂町の中学校で行われました。
小坂町にある日本語学校「アキタ・イナカ・スクール」では、外国人たちが滞在しながら日本語を学ぶとともに、文化の体験や地元の人との交流を楽しんでいます。
日本の学校では日ごろ、掃除をするのは児童、生徒たちですが、専門のスタッフたちがする国もあります。
そこで今回、スクールの体験メニューで用意されたのが、学校の掃除。そしてレクチャーしたのは、毎日している中学生たちです。
30日昼すぎ、小坂中学校をアメリカやヨーロッパなどから来た人9人が訪れ、3年生およそ30人と掃除をしました。
中学生たちは、「ライクディス」「ヒア」などと片言の英語にゼスチャーを交えて掃除の仕方を手ほどきし、対する外国人たちも、日本語を学んでいるとあって、「これはどうやって使いますか」などと流ちょうです。
そうして意思が通じ合い、顔を見合わせて笑顔になるシーンがいくつも見られました。
初めて学校を掃除したというアメリカ人の30代の女性は、「毎日掃除をしていると聞いて、だから学校がきれいなんだなと思いました。難しくなかったし、子どもたちと話もできて楽しかった」と喜んでいました。
また3年の男子生徒は、「外国の人と関わることはたいへんだろうなと思っていたけれど、単語だけで通じたので、フレンドリーにふるまえたし、面白かった」と話していました。
小坂中学校では、「生徒たちが英語で意思を伝えられた喜び、必要としてもらった達成感を味わい、さらに英語を学ぶ意識を高めてほしい」としています。

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