観光シーズン到来で遊覧船再開 国立公園の十和田湖

観光シーズン到来で遊覧船再開 国立公園の十和田湖

 秋田と青森にまたがる国立公園の十和田湖で、冬の間休業していた遊覧船の運航が再開し、乗船した人たちが優雅で、ぜいたくな時間を楽しんでいます。

 去年11月から冬の間、休業していた十和田湖の遊覧船の運行が、春の大型連休を前に24日、再開されました。

 昼前の半島巡りの便には九州や台湾などから来た人たちが乗船し、デッキで心地よい風を浴びたり、正面を望む席で景色を楽しんだりしていました。

 遊覧船から見る十和田湖の美しさは、船の上から見る景色の良さの全国ランキングに選ばれています。

 そして春は外輪山の若葉の優しい色が楽しめ、風がない日は、鏡のような湖面に新緑が美しく映ります。

 福岡県須恵町(すえまち)から来ていた50代の女性は、「湖の場所によって違って見える、きれいなブルーと濃いグリーンがとてもきれいだった。ゆったりした船の旅は、贅沢な時間でした」と喜んでいました。

 運営する会社によりますと、去年は前の年並みのおよそ7万2千人が乗船し、そのうち外国人観光客はおよそ1万1千人と、コロナ禍前の規模に戻ったということです。

 十和田観光電鉄の佐藤行洋(ゆきひろ)社長は、「十和田湖の景色はどこから見てもきれいですが、湖の上からは格別です。乗ってこそ分かるその良さを、ぜひ味わってほしい」と誘っていました。

 十和田湖の遊覧船はことしも11月中旬まで、2つのコースあわせて、一日最大で12便が運行されます。

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