ことし7月に小坂町の観光芝居小屋「康楽館」で行われる歌舞伎公演に向け、地元の官民でつくる実施委員会が態勢を整えました。
康楽館の歌舞伎公演は、明治時代からある芝居小屋で本物の歌舞伎を見てもらおうと、施設が復興した翌年の昭和62年から、町が松竹を招き、続けているものです。
役者やスタッフ、来館者たちの出迎えに、地元の自治会、商工会、老人クラブ、企業なども参加していて、町ぐるみで盛り上げるのも特徴です。
24日に町内の観光施設で公演の実施委員会が開かれ、ことしも駐車場や会場の受け付け、案内などに、一公演ごとにおよそ20人の協力者を確保することを決めました。
会議で出席者からは、「施設のスタッフが少なくなっているので、座布団を並べたり、受け付け用のテントを設置する作業に協力してもいい」とか、「出迎えだけでなく、公演後のお見送りも可能な限りできるといい」など、協力や盛り上げへの思いが聞かれました。
委員長を務める細越町長は、「皆さんの協力のもと、出演者やお客さまをお迎えして、一体となって盛り上げたい」と話しています。
40回めの節目となることしの公演は、尾上菊之助改め八代め尾上菊五郎の襲名披露公演で、7月11日と12日のそれぞれ午前と午後、あわせて4回上演されます。
舞台に上がるのは、現代の歌舞伎の若手スターの一人、八代め菊五郎のほか、テレビドラマ、映画などでも人気の片岡愛之助など。演目は、襲名披露の口上、お家芸の芝居、それに華やかな舞踊です。
今月13日から観劇券の先行予約が始まっていて、施設によりますと、例年よりも多いペースで申し込みが寄せられているということです。

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