八幡平アスピーテラインが開通 雪の回廊をドライブ

八幡平アスピーテラインが開通 雪の回廊をドライブ

 秋田と岩手にまたがる八幡平の山岳観光道路で、冬の通行止めが解除され、訪れた人たちが「雪の回廊」の中のドライブを楽しんでいます。

 八幡平アスピーテラインは、標高千613メートルの八幡平を中心とした国立公園の中を走る山岳観光道路です。

 県境から両県それぞれおよそ10キロが、冬は豪雪になるため通行止めにされていますが、1か月あまりかかった除雪が終わり、15日、およそ5か月ぶりに両県がつながりました。

 秋田県側では鹿角市八幡平大沼の観光施設で開通式が行われたあと、車の列ができていた蒸の湯のゲートが午前10時ちょうどに開けられました。

 先頭に並んでいた大館市の60代の女性は、「好きな山なので、一番乗りしたくて朝7時に来ていました。少しずつ草花が出てくるこの時期の八幡平は、いつ来てもわくわくします」と話していました。

 道路を管理する県によりますと、秋田県側のアスピーテラインの道路脇の雪の壁の高さは、平年並みながら、高い所でおよそ4メートルあり、訪れた人たちが迫力あるドライブを楽しんでいました。

 そして9.5合めにある駐車場にたどり着くと、雪の壁を背に写真を撮ったり、遠くまで望める絶景に見入ったりしていました。

 盛岡市から来ていた70代の男性は、「雪の回廊がきれいだな、迫力あるなと思いながら上ってきました。雪の上をわたる風が気もちいいし、景色も良くて、やっぱり来てよかった」と話していました。

 両県あわせ30キロ近く続く雪の回廊の中のドライブは、県によりますと今月いっぱい楽しめそうだということですが、当面は午後5時から翌朝午前8時半まで通行止め措置がとられるほか、日中でも悪天候により通れない場合があります。

 いっぽう、国道341号の鹿角市八幡平と仙北市の田沢湖方面を結ぶ山岳区間でも、予定どおりこの日午前10時に冬季閉鎖が解除され、午前8時から午後7時まで通れるようになりました。

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