鹿角市の中心市街地のにぎわい拠点「コモッセ」が、開館から11年経ちました。一定の定着した来館を維持しており、利用しやすい表れになっています。
コモッセは、郊外に移転した中核病院の跡地でにぎわいを保とうと、市が過去最多のおよそ50億円をかけ、平成27年4月16日にオープンさせました。
複合型の施設になっていて、生涯学習や市民活動の拠点の市民センター、図書館、子育て支援施設、文化ホール、それに交流広場などがあります。
年間の来館者数は、開館から5年間は市が当初目標にした30万人台で続き、コロナ禍に21万人台に落ち込みました。
その後徐々に回復し、去年はおよそ24万1千人で、4年連続で24万人台となりました。
市は、人口が減少するなかで来館者が減らないのは、施設の利用しやすさの表れと受け止めています。
機能別では、出生数が大きく減っているなかの子育て支援施設、また毛馬内でも去年、新施設がオープンした図書館で減少率が比較的に大きいのに対し、市民センターは前の年並みでした。
市民センターの状況について市は、従来からのサークルの活動や市民グループの会議、市の講座などだけでなく、近年は企業や事業所などの研修会や会議での利用が増えていることを挙げています。
また、施設中央の広場が、来館者数はわずかに減ったものの、変わらずに中高生の勉強や交流の場としての利用が多く、にぎわいを生んでいます。
鹿角市教育委員会では、「コモッセがオープンから10年を超えて、市民にとって特別な場所から身近な場所に変わり、利用が定着している。便利に使い続けてもらえるようにしていく」としています。








