恩人のつながりで4市町が交流へ 小坂町など

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 かつて産業で町を繁栄させた同じ恩人をもつ、小坂町など4つの市と町の関係者がそろう催しが企画され、交流のあり方を探るなどします。

 これは、今月17日に茨城県日立市で開かれる「三市一町交流会in日立」と題した催しです。

 参加する4つの市と町は、小坂町、日立市、栃木県栃木市、それに山口県下松(くだまつ)市です。

 共通の恩人、久原房之助(くはら・ふさのすけ)と小平浪平(おだいら・なみへい)は、明治時代に小坂町で鉱山を発展させたのに始まり、それぞれオーナー、技術者として各地で鉱山、工業、そして町を繁栄に導きました。

 去年1月に東京で開かれた初回に続く2回めの交流会を、日立市の青年会議所が誘致し、主催します。

 2日間の会期中には、4つの市と町がPRする場面のほか、久原と小平に関する講演や、関連の地の視察などが行われます。

 小坂町からは細越町長のほか、町の職員と町内の観光案内人など6人が参加する予定です。

 また小坂町はイベントのなかで、先月のフランスのコンクールで金賞を受賞した町内産のワインを紹介し、ふるまうことにしています。

 小坂町と下松市は4年前から、双方の第三セクターによる物産やイベントをとおした交流や、両市、町の長の相互訪問をしてきたほか、去年10月には交流促進に関する確認書を取り交わしています。

 町では、「交流が広がることで、小坂町を全国にPRできる足掛かりも広がる。観光や物産のほか、災害時の協力など、あり方を探りたい」としています。