自動車の運転を新たに始める人が増えるシーズンに、新入社員などが高速道路の運転の注意点を学ぶ講習会が鹿角市で開かれました。
地元の事業所でつくる団体が9日に開いた講習には、この春、鹿角市と小坂町の事業所に就職した14人が受講しました。うち半数が、免許取得から1年経っていない18歳の人たちです。
はじめに十和田インターの管理事務所で講話があり、秋田県警高速隊十和田分駐隊の石黒剛昭分駐隊長は、直線が続く高速道路の運転で起きやすい現象を説明しました。
それらは、一点を注視していると周りが見えにくくなること、先ばかり見ていると近くへの警戒心が薄れること、それに状況が単調になると注意力が下がることなどです。
また注意力は思うほど続かないと指摘し、「眠くなったり疲れたりしたら、サービスエリア、パーキングエリアで休みましょう」と呼びかけました。
続いて参加者たちは、高速道路で車を停車させた場合に表示が義務づけられている三角表示板や、発煙筒の使い方を確認するなどしました。
運転歴が1か月ほどという18歳の男性は、「高速道路はまだ一度しか運転していませんが、スピードが速いので、一般道よりも注意が必要だと感じました。疲れが危険だと聞いたので、休みながら運転したい」と話していました。
警察によりますと県内の高速道路でことし人身事故は、先月末までで5件起きています。
主催した鹿角地区安全運転管理者協会では、「この時期は免許を取ったばかりの人が多いので、初心者も、周りのドライバーも注意が特に必要です。高速道路では集中力を切らさず運転し、疲れたら休憩してほしい」としています。

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