去年1年間に鹿角管内で確認された、自殺した人は8人で、近年のなかで少なかった前の年から2倍に増えました。
秋田県警察によりますと、去年鹿角市と小坂町で発見された、自殺した人は8人でした。
前の年は近年のなかでも少なかった年ですが、去年はその2倍に増えました。
また過去10年の管内の平均の8.8人は、わずかに下回りました。
管内でかつて20人を上回る年もあったなか、近年は減少傾向にありますが、去年は増加に転じました。
いっぽう秋田県全体をみますと、自殺者の数は172人で、過去10年で最も少なくなりました。
男性が122人で、7割あまりとなっています。
また65歳以上の人が4割近くを占めますが、50代や40代などの働き盛りの世代も少なくありません。
把握できている原因別では、病気などの健康問題がもっとも多い4割近くで該当し、ほかに、借金や失業などの経済や生活の問題、介護疲れや家族との不仲などの家庭問題、それに仕事上の問題などがありました。
市は自殺の予防をめざし、だれでも気軽に立ち寄れるサロンの設置や、悩みの相談相手になるボランティアの育成、小中学生へのSОSの出し方の教室、それにメールで保健師が相談に応じる取り組みなどを進めています。
鹿角市すこやか子育て課では、「問題が複雑化する前の、悩みが軽いうちに相談すると解決しやすいです。いつもよりも元気がない人がいたら声を掛け、自分だけでは対応が難しいと思ったら、窓口、メールなどで市に相談してほしい」と呼びかけています。







