鹿角市と小坂町の管内の労働市場は、求人倍率が4か月ぶりに減少に転じ、年度末を見すえた動きが活発化しています。
ハローワーク鹿角の2月末時点のまとめによりますと、企業からの求人は610人で、前の月から22人減りました。
求人は去年、減少が長く続いていて、前の月までの2か月は上昇に転じていましたが、ここにきて再び減少しました。
ハローワークによりますと、求人は全体的に減少傾向にありますが、年度末が近づき、退職や異動を見すえた人員の確保や、官公庁の求人があり、もち直しの動きが出ているということです。
対して、仕事を求めた人は503人で、前の月から6人増えました。
管内の求職者の数は、前の月まで6か月続けて400人台でしたが、今回500人を超えました。
ハローワークでは、人手不足を受けた転職の希望や、官公庁の求人を見すえるなどの、在職者の動きが目立ついっぽう、最低賃金の引き上げや物価高、人件費の高騰を受け、例年に比べ全体的な動きは鈍いとみています。
これらにより、仕事を求めた人一人に対し企業からの求人が何人あったかを示す有効求人倍率は、前の月から0.06ポイントダウンし、1.21倍となりました。
この水準も、前の月まで上昇していましたが、年度末を見すえた動きなどから、4か月ぶりにダウンに転じました。
ただ県内の平均の1.22倍、全国の平均の1.19倍をともに上回っていて、ほかの地域に比べ労働力が不足している表われになっています。
ハローワーク鹿角では、「求人、教職とも、数字自体は多くない。一件ずつをていねいにマッチングしていく」としています。







