高校新卒向け求人倍率6.4倍 鹿角地域

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 鹿角管内の高校をことし春に卒業した就職希望者に対する事業所の求人倍率は6.37倍で、過去2番めに高い水準となっていて、若い働き手の不足が深刻です。

 ハローワーク鹿角の2月末時点のまとめによりますと、先月に高校を卒業し、県内への就職を希望した生徒一人に対し何人の求人があるかを示す管内の求人倍率は、6.37倍となりました。

 この水準は、ハローワークで統計を取り始めてから最高だった3年前の6.47倍はわずかに下回ったもののほぼ同じで、過去2番めに高い水準となりました。

 少子化と進学志向の高まりの影響を受けているもので、9年前からすべての同じ時期で3倍を超えており、人手不足が長期化しています。

 また、10年前と比べますと2倍あまりに増えており、人手が足りない事業者の増加も裏付けています。

 県内への就職の希望者数は30人で、県外の15人を大きく上回っていますが、前の年度と比べますと、県外が2倍以上に増えたのに対し、県内は2割あまり減りました。

 そして管内の企業からの求人は71社から191人分あり、地元への就職を希望する生徒の数が大きく足りていません。

 いっぽう、2月末までの就職の内定率は、県内が残り1人となる96.7%。県外が100%となっています。

 物価高や最低賃金の引き上げのなかで事業所側の雇いびかえの動きもあるなか、ハローワーク鹿角では、「事業所側はやはり、若い人材の求めが強い。新年度も生徒などに管内の企業の魅力を伝え、地元就職につなげていく」としています。