新しい年度が始まった1日、鹿角管内の企業や官公庁も再スタートを切りました。
鹿角市役所では最初に辞令交付式が行われ、人事異動で新しい部署に着任した職員たちに、笹本市長などから辞令が手渡されました。
また新採用職員を代表し、教育総務課に配属された川口涼(りょう)さん(30)が、「全体の奉仕者として、誠実かつ公正に職務を執行します」と宣誓しました。
続いて笹本市長が訓示し、「すべての市民のウェルビーイング向上のため、投資を呼び込み、誇りを育むまち、声が届き、挑戦が生まれるまち、対話が息づき、共感が広がるまちをめざしていく。積極果敢に課題解決にチャレンジしてほしい」と呼びかけました。
採用された10代の男性は、「土木の仕事をしたくて入庁しました。おかげで住みやすくなったと言ってもらえる仕事をしていきたい」と話しています。
いっぽう今回の異動では、機構改革で新設された観光戦略部の事務室が花輪の道の駅に設けられていて、施設の指定管理者で、地域の観光のまとめ役「DMO」をもつ第三セクター「かづの観光物産公社」と同じフロアで業務にあたります。
笹本市長が早速訪れ、職員、公社のスタッフに対し、「現場と市役所が一体となって進められる体制を皆さんとつくりたい。一緒に頑張りましょう」と呼びかけました。
観光戦略部の金澤寛樹部長は、「観光客と接したり、状況を直接見ることもできるので、スピーディーに施策に反映させたい」と話していました。
いっぽう農地林務課では、クマの出没の多発を受け、専門で対策にあたる、狩猟免許をもつ男性2人が「鳥獣管理員」として着任しました。県内の自治体でいわゆる公務員ハンターを採用したのは、同じくこの日付の秋田市とともに初めてです。
2人は市猟友会から推薦された、ともに50年近い狩猟歴をもつ人たちで、出没時の対応やパトロール、有害駆除の許可申請などの業務にあたります。
鳥獣管理員の一人は、「これまでは出没の情報を受けた市と警察の次に猟友会員が現場に駆けつけていたが、これからは最初に行けるので、市民の安全確保で大きな力を発揮できると思う」と話していました。

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