鹿角市と岩手県八幡平市を結ぶ山岳観光道路「八幡平アスピーテライン」の除雪作業が報道機関に公開され、大掛かりな作業で「雪の回廊」が造られていました。
国立公園の八幡平を抜けるアスピーテラインは、豪雪に見舞われる冬の間、通行止めにされていますが、観光路線として早い時期から活用しようと、自然融雪を待たず除雪しています。
秋田県側9.8キロの除雪は今月10日に始まり、一日の平均でおよそ550メートルずつ進められています。
スケールが大きい作業の迫力と、八幡平の自然の雄大さを広く紹介しようと、25日は標高およそ千400メートル地点の除雪の様子が報道機関に公開されました。
作業では、先頭のショベルカーが、道がある場所に沿って掘り進み、ブルドーザーが雪を崩していました。
そしてロータリー車がその雪を吹き飛ばすとともに、雪の壁を整えていました。
アスピーテラインの除雪では昨シーズンに、衛星情報などを使って、雪の中に埋まっている道路の位置が分かるシステムが導入されていて、作業の効率が上がりました。
県によりますと、天気がいい日が続いているため、作業を中止した日は1日もありませんが、豪雪だった平野部と同様に雪が多くあり、除雪後にできた道路脇の雪壁の高さは、高い所で6.4メートルほどあるということです。
24日までの時点で、県境まで3キロほどまで迫っており、来月15日にはおよそ5か月ぶりに両県がつながる予定です。
県鹿角地域振興局保全・環境課の加藤徹課長は、「ここ5年で最大級の積雪だが、6メートル下の道路を正確に掘り出す作業を、オペレーターの熟練の技が支えている。迫力ある雪の回廊を楽しんでもらえるように、安全に配慮しつつ作業を進める」としています。

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