【ひと】小坂町の新副町長、窪田圭一さん

【ひと】小坂町の新副町長、窪田圭一さん

 小坂町の副町長に来月1日に就任する窪田圭一さん(60)です。決定した議会の閉会直後の取材に、「決まったことへの安心と同時に、今後への緊張感を感じている」と表情を緩めませんでした。

 先月下旬、細越町長から直接、「副町長が県に戻ることになった。次をお願いできないか」と依頼されました。

 事務職トップの総務課長を比較的に長い5年間務めており、「プレッシャーが相当あった。災害も頻繁で気が抜けないなか、やっと解放されると思っていたので、さらに上の職に就くことに迷ったが、自分がやらなければいけないのだろうなという思いで引き受けた」と吐露します。

 最大の任務は、町長の補佐役では、公約の高齢者の施設、住宅のプロジェクトの実現。そして、「町長は出掛ける機会が多い。留守をしっかり守りたい」と足元も見ています。

 事務方での最大の任務は、新しい後期計画を着実に進めることを挙げています。さらに、「災害が増えており、防災も課題になっている。総務課長でもそこが一番たいへんだった。町民が安心できる準備をしたい」と力を注ぐ考えです。

 職員から特別職へと立場が変わりますが、職務に臨む姿勢については、「変わるとはまったく思っていない。めざすのは、この町に住んでいる人が、いい町だなと思える町をつくっていくこと」。

 また職員たちにとってどんな存在でありたいかについても、「今までと変わるとは思わない。町長が職員に優しすぎるので、私がある程度厳しく、これまでもしてきたし、これからもしていたい」と考えています。

 町がことし1月、全県で先がけて導入した役場の時短対応は、実は窪田さんの提案でした。「住民サービスを減らさずに、いかに職員が働きやすい環境をつくれるか、残業を減らせるかを考えた」と、職員を思ってのこと。今や、ほかの自治体の追ずいが出ています。

 趣味はウオーキングとジョギングだそうで、理由は、「歩きながらあちこちながめているのが好き。旅行に行っても、知らない町、路地裏などを歩く」と話します。通勤も、徒歩か自転車で、「できるだけ町の様子を見たい」と、目配りを大事にする職員らしい発想です。

 また中学、高校で夢中になったバスケットボールは、今も年1回の大会でプレーヤーとして出場していて、「去年は無気になって、足を痛めてしまった」と笑っています。

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