大雪の農業被害の支援へ予算案可決 鹿角市3月議会

大雪の農業被害の支援へ予算案可決 鹿角市3月議会

 鹿角市の3月議会は最終日の19日、記録的な大雪による農業被害への支援を盛り込んだ補正予算案を可決するなどし、閉会しました。

 補正予算に盛り込まれた復旧支援は2つのメニューがあり、融雪剤の散布に対しては、費用の2分の1が助成されます。

 またビニールハウスや畜産施設などの復旧にかかるメニューは、今後決まる上限額以内で、費用の2分の1が支援されます。

 2つの補助金とも、この冬これまでに散布、復旧した費用もさかのぼって対象になります。

 市はこのほか、リンゴやモモの木の捕植、改植などについても支援する方針を明らかにしていて、準備が整い次第、第二弾で予算化する考えです。

 いっぽう、補正予算案に反対討論があり、採決の結果、賛成13、反対4で決しました。予算案には、市が来月設置する部に関する会計上の処理などが盛り込まれていました。

 反対討論した議員は理由について、「新しい部署の業務の内容や人員などが議会に詳しく説明されていると思えない。ですので、この予算を素直に賛成というわけにはいかない」と述べました。

 補正予算案への新しい部署に関する計上は、部署が変わるために予算を載せる欄を変える、会計上の処理だけで、事業の内容や予算額の変更はありませんでした。

 また討論の前に、議員が質問する場面が設けられていましたが、反対討論をした議員は説明を求めていませんでした。

 反対したほかの3人も、理由は、反対討論した議員と同じだと取材に答えました。

 市によりますと、新しい部署の業務の詳しい内容や組織の規模、人員の配置などは、現時点では確定していません。

 いっぽう本会議では、鹿角市花輪で構想されている風力発電所の建設に反対するよう市議会に求めた請願が、全会一致で不採択となりました。

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