鹿角市内で去年一年間に起きた重大人身事故は19件で、2年連続で増えました。高齢者による事故が大半を占め、社会的な課題になっています。
警察の情報を基にした市のまとめによりますと、去年一年間に起きた、大けがや死亡を伴う交通事故の数は、前の年より2件多い19件でした。
死者は前の年と同じ数の1人。けが人は1人増えて、20人です。
件数を地区別でみますと、花輪が11件と最も多く、次いで十和田の7件、八幡平が1件で、尾去沢はありませんでした。
ドライバーの年代別でみますと、65歳以上が10件で、全体の半数以上を占めています。
事故の原因別では多い順に、前方を注視していなかったケース、安全確認を怠ったもの、それに歩行者妨害、ハンドルやブレーキの操作ミスなどの順となっています。
全体の件数の19件は、2年連続の増加となり、過去5年のなかで2番めに多くなりました。
市内の重大事故の件数は平成11年をピークに減少傾向が続き、去年の件数は10年前のおよそ半分の規模、20年前との比較ではおよそ5分の1の規模まで減っています。
特に近年は少なく推移していて、平成30年以降では、令和3年を除くすべての年で10件台となっています。
市では、「高齢者が加害者、被害者になる事故があとを絶たない状況にある。事故防止に特効薬はないが、老人クラブや交通協会などと連携して、様々な場面で予防策を周知していく」としています。







