高齢者などの見守りに協力してもらおうという鹿角市の協定で、新たに3つの団体、事業者が加わりました。
鹿角市は高齢者や障害者、子どもなどの見守りや声かけに協力してもらおうと、市内の事業者などと協定を結ぶ、「見守りネットワーク」と題した取り組みをしています。
締結先に対し市は、日常的な見守りをはじめ、道に迷ったいるような人がいた場合に声を掛けたり、専門機関に連絡してもらうことなどに期待しています。
これまでのおよそ15年間で、新聞販売店やタクシー会社など106の協定を結んでいて、今回新たに、草刈りや除雪などの出張サービスをしている団体と、旅館、ホテルの組合、それにそば店が加わりました。
17日に市役所で締結式が行われ、笹本市長は、「高齢者、障害者、子どもたちが、住み慣れた地域で、安心して暮らせるようにしたい」などと述べ、協力を求めました。
協定を結んだ鹿角地域シルバー人材センターの綱木良吉理事長(75)は、「訪問宅で声を掛けても人が出てこないケースなどが見込まれる。そうした時に事務局と連絡を取り合うなどして対応していきたい」と話しています。
市によりますと過去には、予約を受けて出向いたタクシー運転手が、家の中にいた人の異変に気づいたケースや、地域を歩いていた銀行員が、倒れていた高齢者を発見して、関係機関につないだことなどがあったということです。
市内の高齢化率は、秋田県の平均を4ポイントあまり上回る44.5%で、市内の世帯の33%が高齢者の夫婦のみ、18%が高齢者一人の暮らしとなっていて、周りでどう見守り、支えていくかが課題になっています。

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