記録的な大雪により農業で深刻な被害が出ている鹿角市で、市は支援の第一弾として、果樹園で使う融雪剤の購入と、ビニールハウスなど農業用施設の復旧を対象とし、関連予算を議会に提案することを明らかにしました。
鹿角市の3月議会は13日、3つの常任委員会が一斉に開かれ、産業建設委員会では市側が大雪による農業被害への対応を説明しました。
そのなかで、果樹園の枝や幹が折れる被害を減らすための融雪剤の購入と、ビニールハウスなど農業用施設の復旧を支援することを説明し、「対象農家への周知および復旧支援を行っていく」としました。
いっぽうリンゴやモモの木の復旧や、捕植、改植についても支援する方針を明らかにしながら、「被害額の算定を行うとともに、現在国が検討している支援策が決まり次第、取り組む」とし、第二弾で予算化する見とおしを示しました。
市内の果樹園の被害をめぐっては、市や県、農協などがこの日まで、市内各地でサンプル調査を行っていて、来週に結果をまとめ、被害額を算定することにしています。
市は19日の3月議会最終日の本会議に、第一弾の支援に関する予算を提案する方針です。
鹿角市花輪のアメダスでは先月2日、積もった雪の深さが146センチに達し、これまでで最多だった11年前の130センチを超える記録的な大雪となっていました。
市によりますと市内では、リンゴが農家185軒で81ヘクタール、モモが122軒で55ヘクタール栽培されていますが、深刻な被害が出ていることが明らかになっています。







