小坂町の3月議会は11日、一般質問が行われ、町は中央地区に建設を計画する高齢者用の住宅について、生活支援員による見守りなどの機能をもたせた「高齢者世話付き住宅」とする方針を明らかにしました。
高齢者世話付き住宅は、国が制度として位置づけているもので、市町村が事業の実施者となり、近くの福祉施設から生活援助員を派遣し、入居者の負担でサービスが提供されます。
町は細越町長の公約のもと、街なかでの高齢者用の住宅の建設を計画しています。
想定する内容を一般質問で問われた細越町長は、「高齢者世話付き住宅を整備する」と明らかにしました。
その機能については、「生活援助員による見守り、生活相談を実施する」としました。
また住宅ではほかに、バリアフリー化や、緊急通報システムの整備などを挙げました。
スケジュールについては、新年度に将来的な入居需要などの市場調査や、官民連携による整備の可能性などを調査する予定を示しました。
建設地は決まっていませんが、町役場南隣の旧向陽運動場が一案にあり、この旧運動場には、野口から移転する社会福祉法人の高齢者施設の建設も構想されています。
いっぽう一般質問では、鹿角地域の中核病院への対応も議員から問われました。
病院を運営するJA秋田厚生連は去年夏、鹿角市と小坂町に対し、経営悪化の対応として、市と町が赤字を補てん、または指定管理者制度による公設民営、あるいは行政による直営という3つの選択肢から検討を依頼しています。
答弁で細越町長は、「当町では交通事情などから大館市の医療機関を受診する人も多く、病院所在地の鹿角市とは事情が異なる面もあることから、県主催の会議でこの地区全体の医療のあり方を協議するなかで、厚生連への支援についても検討したい」と述べました。
また、「議会や町民には何らかの形で、協議の進ちょくなどについて情報提供していく」と説明しました。







