小坂町の社会福祉法人が街なかに移転、新築させる高齢者施設の概要が明らかになりました。町役場の隣接地で、定員29人の施設を、再来年10月にオープンさせる内容です。
これは町内の社会福祉法人が、野口にある特別養護老人ホームを街なかに移転、新築させる事業で、細越町長が去年の町長選挙で、支援することを公約にしていました。
法人から町が示された基本構想が10日、議員の全員協議会に提示されました。
構想によりますと、施設は開設から38年経過しており、入所前からの暮らしの継続や、現在地が土石流の危険区域にあることを踏まえ、町中心部への移転、新築を想定しています。
建設地は、町役場南隣の旧向陽運動場を中心とした場所です。
19の個室と、5つの2人部屋で、定員29人とするほか、新たにデイサービスの機能などももたせる計画です。
建設費は現時点でおよそ8億円が見込まれていて、町は、県が規定する単価から割り出した3億円程度を県と半額ずつ補助するとともに、この法人が別の施設を建設した時と同じ2億円程度を負担することを検討しています。
説明を受けた議員から、定員を現在の50人から29人に減らす理由を問われた町側は、「人口減少や介護人材の不足などを踏まえた。希望する町民すべてが利用できる想定にある」と答えました。
物価の高騰による建設費の引き上げを懸念する声には、法人の体力に耐えうる施設の規模が構想されているとし、また傾斜地が近くにあるとの指摘には、警戒区域外であることを説明しました。
法人は新年度に実施設計をまとめ、再来年度に着工し、2年後の10月ごろの完成を見込んでいます。







