小坂町は34年後、2060年の人口について、千900人台をめざす「人口ビジョン」の案をまとめました。若い世代の定着、移住を促進するなどとしています。
町は、めざす将来の方向と展望として人口ビジョンを策定していて、新しい、町政の総合的な計画のスタートにあわせ、10年ぶりに改訂することにしました。
前回のビジョンと現状のまま進んだ場合の推計を比べますと、2060年におよそ630人少なくなる見込みで、人口減少の加速を示しています。
その要因について町は、出生数の低下と、転入人口の減少が進んでいるほか、若年層の町外への流出が自然減と社会減を加速させているとみています。
そうしたなか、今月1日の時点で4千284人の人口について、新たなビジョンでは目標に、14年後、2040年に3千人台を、34年後、2060年に千900人台をそれぞれ確保することを掲げました。
これらは国の研究機関の想定に対し、2040年で9%、2060年で33%多い目標になっています。
その実現で必要なこととして町は、若い世代の定着や移住の促進、高齢者や子育て世帯を支える地域力の強化、それに限られた人と財源で効果的に行政サービスを提供する仕組みづくりを挙げています。
町政の総合的な計画の重点には、切れめのない子育て支援や、若者が働きたいと思える雇用の創出、移住定住の支援の強化などを掲げています。
町では、「人口減少の速度を抑制しながら、たとえ人口規模が縮小しても、ひと、自然、文化が輝き続け、だれもが住んで良かったと実感できるまちを、次世代とともにつくる」としています。
町は今月中に人口ビジョンを成案化する方針です。







