町営の学習塾で受験生が閉講式 小坂町

町営の学習塾で受験生が閉講式 小坂町

 学習塾が少ない小坂町で、いつでも塾に通えるほかの地域と格差を埋めようと町が設けている教室で、受験前の中学3年生たちが閉講式を迎えました。

 小坂町は、将来の町を担う子どもたちに対する施策に力を入れていて、学習環境の整備や教育費の補助など様々なメニューを設けています。

 ことしで15年めの「小坂鉱山(やま)の子未来塾」と名づけた教室もその一つです。

 町内に学習塾が少ないため、学びを深める場を求める子どもたちのために町が自前で設置していて、受講料はテキスト代のみとし、授業料は町が負担しています。

 今年度は講師を仙台市の学習塾から招き、小中学校の隣の公民館などで、月に2回、3回ずつ開かれ、小学5年から中学3年までが受講しています。

 このうち受験生の中学3年生は、町内の生徒の3割あまりの15人が受講していて、受験を4日後にひかえた先月28日、閉講式が行われました。

 担当した講師は、「いつもどおりに臨むことが一番大事です」とか、「自分が努力してきたことを思い出して、自信をもってほしい」などと激励しました。

 受講してきた小坂中3年の女子生徒は、「自信をもって受験します。これから先も、将来のことを見すえながら自主的に勉強していきたい」と話していました。

 小坂町教育委員会では、「子どもたちが学校と家の勉強プラスアルファを、自主的な学びとして取り組めたことは大きい。主体的な学びを身につけてほしい」と期待しています。

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