ストレスを受けやすいとされるこの時期の自殺を防ごうと、予防を呼びかけるキャンペーンが鹿角市で行われ、相談することの重要性をアピールしました。
3月は就職や異動、進学や引っ越し、それに家族や友人との別れなど生活環境が大きく変わり、ストレスを受けやすいとされ、全国で自殺対策強化月間に設定されています。
鹿角市の自殺予防キャラクター「いのっぴ」は、採用された3月4日が誕生日になっていて、それにあわせ、市内の2つのスーパーの店頭で予防を呼びかけるキャンペーンが行われました。
市や県の職員と、相談を聞く役の研修を受けた「傾聴ボランティア」たちあわせて20人ほどが参加し、心の健康づくりでは相談が効果的なことや、相談窓口の電話番号などが書かれたグッズを配布しました。
訪れていた40代の女性は、「悩み事を、友人と互いに口に出すようにしています。その場で解決できなくても、聴いてもらうと安心します」と話していました。
市によりますと、市内の去年1年間の自殺者数の暫定値は6人で、おととしの確定値から2人増えています。
傾向として、働き盛りの世代が目だち、要因には健康や経済の問題が多いほか、それらが複合的に絡んでいるケースも少なくありません。
鹿角市すこやか子育て課では、「悩みの内容が難しくなる前に相談すると、解決しやすいです。鹿角の人は自分のことを話さない傾向にありますが、ぐちでも、なんでも、周りに話すようにして、逆に言われた時は、寄り添って聞いてほしい」と呼びかけています。

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