襲名披露の口上やお家芸など ことしの康楽館の歌舞伎

襲名披露の口上やお家芸など ことしの康楽館の歌舞伎

 小坂町の観光芝居小屋「康楽館」でのことしの歌舞伎公演の詳細が発表され、八代め尾上菊五郎による襲名披露の口上や、お家芸の芝居など、見ごたえあふれるものになっています。

 町が松竹を招き行っている歌舞伎公演はことし、尾上菊之助改め八代め尾上菊五郎の襲名披露になることは明らかになっていましたが、新たに詳細が発表されました。

 ほかの出演者は、片岡愛之助、市村橘太郎、坂東彦三郎、それに中村雀右衛門などです。
 
 現代の歌舞伎の若手スターの一人、八代め菊五郎だけでなく、テレビドラマ、映画などでも人気の片岡愛之助など、豪華キャストになりました。中村雀右衛門は、昭和62年の康楽館の歌舞伎の初回からというなじみの顔です。

 演目も見ものです。八代め菊五郎の襲名披露の口上のほか、芝居は尾上菊五郎家のお家芸となっている「魚屋宗五郎」。

 そして二幕の舞踊「雨の五郎」「藤娘」で、片岡愛之助と八代め菊五郎がそれぞれ主役を担います。

 康楽館の歌舞伎公演は、明治時代から残る国重要文化財の芝居小屋という風情の中で楽しめること、それに、東京などでは実現できない、役者の息づかいが聞こえるほど近い舞台で見られるとあって、人気です。

 康楽館では、「キャストに人気者がそろった。去年大ヒットした映画、国宝の中にもあった舞踊、藤娘を菊五郎が舞うというのも見ものです。ぜひ楽しんでほしい」としています。

 上演は7月11日と12日に、二公演ずつです。チケットの販売は来月に始まる予定です。

松竹提供
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