果樹の雪害把握へ現地調査 鹿角市内 

果樹の雪害把握へ現地調査 鹿角市内 

 果樹産地の鹿角市で、記録的な大雪による幹や枝が折れる被害が深刻とみられ、関係機関が全体像を把握しようと現地調査に乗り出しました。

 市内では、市によりますとリンゴが農家185軒で81ヘクタール、モモが122軒で55ヘクタール栽培されていますが、雪解けとともに、幹や枝が折れる被害が徐々に明らかになっています。

 そこで、被害の全容を把握するとともに、支援のあり方を探ろうと、県、市、農協、農業共済の4つの機関の合同で、現地調査が行われることになりました。

 調査は、市内の果樹園がある地域すべてをカバーするように抽出した、40か所を巡ることになっています。

 3日に始まる予定ですが、アクセスの市道の除雪が済んでいない地域もあるため、その進み具合をみながら10日間ほどかけて行われます。

 それを前に2日は、各機関の担当者たちが花輪級ノ木の県の果樹センターに集まり、被害のレベルを見定める基準を決めました。

 収穫量への影響の度合いや、幹、枝が折れている割合によって、被害がないものから甚大なものまで5段階のレベルに分けるということです。

 鹿角市農業振興課では、「多くの被害が出ているとみられ、農家から早期の支援を求める声も出ている。被害の全体像を把握し、国、県、市の支援につなげる」としています。

 鹿角市花輪のアメダスではこの冬積もった雪の深さが、これまでで最多だった11年前の130センチを超え、先月2日に146センチを記録しました。

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