郵便局への委託業務を抽出 支所の廃止で鹿角市

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 鹿角市は、支所の廃止にあわせて郵便局に委託する業務と、委託せず市役所などで取り扱う業務の仕分けをしました。昨年度に支所で取り扱った手続きのうち、97%が委託の対象になっています。

 市は、人口減少やコンビニでの一部の支払いの受け付け開始などで、5つある支所の利用が減っているなか、行財政改革の一環で、支所と同じ地区にある郵便局に業務の一部を委託したうえで、支所を廃止する案をまとめました。

 そして郵便局の運営会社との協議などを経て、委託する業務と、委託せず市役所、もしくは市中心部のスーパー内に開設している窓口で扱う業務の仕分けをしました。

 そのうち委託しない業務は、市の証明印を押さなければいけないもの、その場で審査が必要なもの、取り扱いが少ないもの、それに法的に委託できないものの、あわせて10の業務です。

 主なものは、戸籍記載事項の証明書の交付、軽自動車税の減免申請、墓地の改葬の許可申請、印鑑登録の手続きなどです。

 昨年度の支所でのすべての手続きの取扱件数は1万300件あまりですが、そのうち委託しない業務の割合は2.7%であり、ほとんどの業務が郵便局に委託される形です。

 市はことし9月いっぱいで支所を廃止し、10月1日から郵便局に一部の業務を委託しようと、関連議案を現在開会中の3月議会に提案しています。

 郵便局での受け付け日時は、土日祝日と年末年始を除く、午前9時から午後5時までが想定されています。

 市では、「支所窓口の取扱件数は減少しているが、高齢者や車の運転免許を持たない人にとって必要な機能であり、各地区での機能を維持しつつ、業務を効率的に運営していく」としています。