鹿角市の伝統芸能「花輪祭の屋台行事(花輪ばやし)」の主催者の総会が開かれ、近年の祭りの開催に影響している異常気象の対策に着手することを決めました。
花輪ばやし祭典委員会の総会が27日夜、花輪のホテルで開かれ、10の町内の代表と主催、運行団体の代表たち21人全員が出席しました。
去年は、花輪ねぷたで初日の開始時に強い雨に見舞われて、運行時間の変更や一部の行事の縮小があり、また花輪ばやしは2日めに警報級の大雨の予報があり、行事を大幅に縮小しました。
ほかにも近年は、花輪ばやしで日中に行う子どもパレードが、猛暑に見舞われるなどしており、総会では、異常気象の対策の着手を盛り込んだ事業計画書が承認されました。
いっぽう、去年の花輪の町踊りで会場に自動車が突っ込み、のちの開催日すべてが中止されたこともあり、事業計画書には、市民、観光客の安全を第一とした万全の体制をめざすことが明記されました。
祭典委員会の髙瀬幸広会長(69)は、「ことしは近年の気象変化の対策を構築していく。一番大事なのは、安全第一とすること」と話しています。
いっぽうことしの花輪ばやし、花輪ねぷたは通常どおりの日程と内容で開く計画案が承認されました。
花輪ばやしは8月19日と20日に、神事の運行「朝詰(あさづめ)」や、注目が集まる「駅前行事」、それに子どものパレードなどが設定されています。
花輪ねぷたは8月7日と8日に、大灯ろうのねぷた絵や大太鼓のコンクール、稲村橋での花火の打ち上げと大灯ろうへの点火などが行われる予定です。
いっぽう、ユネスコ無形文化遺産に登録されている東北の5つの山・鉾・屋台行事が交流や情報交換をしている協議会の総会がことし、鹿角市で開かれることが報告されました。

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