避難所の環境の充実図る計画修正 鹿角市

避難所の環境の充実図る計画修正 鹿角市

 鹿角市の防災計画が修正され、避難所の環境の充実を図る内容などが盛り込まれました。

 国や県が昨今の災害などを踏まえ計画を修正しており、鹿角市もあわせた案をつくり、24日に市役所で開いた、関係機関を集めた会議で提案し、承認されました。

 修正点は避難所の環境の充実を図る内容が多く、避難生活が長期化した場合の対応や、ペットの受け入れの柔軟化などがあります。

 そのうち避難の長期化の対応として、女性や子育て、介護中の人からの相談対応や、栄養バランスのとれた、適温の食事、また入浴、洗濯など生活に必要な水の確保、それに福祉的な支援などが明文化されました。

 また、指定避難所以外の自宅や車、テントの中などで過ごす被災者に対する支援も、充実をめざすこととしています。

 いっぽう被災者の支援に向け、平常時から仕組みを整備するよう、計画上に新たに設定されました。

 ほかに、消防団員の意欲を高める環境整備や、在日外国人への防災情報の周知、また孤立地域へのドローンによる緊急輸送なども新たに盛り込まれました。

 会議では、「避難の長期化によるトイレの環境の悪化で、高齢者が飲食を我慢して病気になるおそれがある。簡易トイレの備蓄を計画的に進めるべきだ」との提案がありました。

 市では、「災害時の被害の軽減のために、市民、関係機関がそれぞれの役割を担いながら、共助にも取り組めるようにしたい」としています。

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