鹿角市の縄文遺跡「大湯環状列石」のガイダンス施設で、土器を作る体験会が開かれ、親子連れなどが縄文人の知恵と工夫にふれました。
これは、縄文時代の暮らしの体験をとおして大湯環状列石に関心をもってもらおうと、鹿角市教育委員会が開いたものです。
22日は幼児や小学生とその親など20人あまりが、ガイダンス施設の大湯ストーンサークル館に集まりました。
ユネスコ無形文化遺産にも登録されている大湯環状列石では、珍しい五角形の「浅鉢型土器」と呼ばれる出土品もあり、参加者たちがこれに挑戦しました。
参加者たちは粘土を使い、はじめに底になる部分を形づくってから、ひものように伸ばした粘土を側面として積み上げていきました。
そして形を整えたあと、思い思いの模様を串で描き、本物と同じようにしたり、星や魚など好きな絵を施したりしていました。
家族3人で参加した十和田小1年の男子児童は、「絵を描く時が楽しかった。縄文人は自分たちで道具を作っていたから、すごいと思う」と話していました。
施設では、「縄文人たちの暮らしは、自然に根ざすとともに、たくさんの知恵が使われていた。縄文人たちの工夫にふれて、大湯環状列石に興味をもってほしい」としています。
参加者たちがこの日つくった土器は、施設のかまで焼かれるなどし、完成後に手元に戻るということです。








