大学生が探る教育施設の活性化策 鹿角市

大学生が探る教育施設の活性化策 鹿角市

 鹿角市が首都圏などの大学生の研究を誘致している取り組みで、東京の学生たちが市の教育施設の活性化策を探りました。

 市は大学生の視点による地域の活性化策を得ることなどを目的に、交通費の補助や研究の支援などを呼び水にして、大学生の研究を誘致しています。

 その7校めとして、生涯学習による地方創生を研究している東洋大学の学生4人と教授が、19日から4日間、もしくは5日間の日程で訪れました。

 市と研究の内容を話し合った結果、大湯ストーンサークル館の活性化策を探ることとし、座学や視察で状況を確認したほか、イベント運営のサポートもしました。

 最終日の23日は、活動の振り返りと今後の方向性について話し合いました。

 振り返りで学生からは、「縄文はかたいイメージだったが、美的なことなども考えられていて、身近に感じた」とか、「土器作りの体験後に本物を見る流れが印象的だった」、また「体験が身内だけでなく地元の人と一緒だったから楽しかった」などの意見がありました。

 また活性化策の提案で、「自分たちが縄文人だったらどんな生活をするかを考えてもらうことをコンセプトにしたら面白そう」とか、「来た人と地元の人の交流が多いと、地域の活性化にもつながりそう」などのアイデアが出されました。

 東洋大学教育学科の関直規教授は、「文化が色濃く残っているので、文化をつかった若者の居場所づくりや地域の活性化で鹿角モデルをつくり、鹿角を元気にしたり、全国に注目してもらえると思う。来年度は来る学生を増やして、研究をさらに深めたい」としています。

 鹿角市教育委員会生涯学習課では、「教育的な視点から、観光や地域活性化の考察をもらえた。研究を続けてもらうとともに、地元の人たちに発表を聞いてもらえるよう発展させたい」としています。

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