女性農業者たちの大会 鹿角地域

女性農業者たちの大会 鹿角地域

 鹿角市と小坂町の女性農業者たちの大会が開かれ、食と農の大切さを伝えていくことなどを誓い合いました。

 女性農業者の社会参画の推進などを目的にしたJAかづのの女性部大会が21日、鹿角市花輪の式典会場で開かれ、会員や来賓およそ100人が参加しました。

 あいさつで女性部の福島美紀子部長(67)は、「大きな自然災害が数多く起こっている。いつ、何が起きるかわからない世の中であり、きょうの内容が一つでも皆さんの役に立ってほしい」と述べました。

 またJAかづのの阿部浩一組合長もあいさつのなかでこの冬の豪雪にふれ、「災害は協働の力で乗り越えられる。協働で地域を支えるJAの力を広めましょう」と呼びかけました。

 続いて、女性部員およそ100人による活動状況が報告され、地産地消をPRするフェスタや、部員が持ち回りで講師を務める料理教室などが示されました。

 いっぽう、部員の減少により、生涯学習の催しの開催回数の変更を余儀なくされていることも報告され、課題として共有しました。

 参加者全員で大会の申し合わせを採択し、食文化の伝承や、自然環境を守る活動、それに農協の運営に女性の立場から参画していくことなどを誓い合いました。

 会場には裁縫や編み物など会員たちの力作が展示されたほか、敷物としても使える防災用の袋や、簡単に作れる非常食用のボトルなど、災害に備えたグッズも並びました。

 参加した鹿角市八幡平の70代の女性は、「年をとって、地元の集まりに参加しづらく感じていましたが、趣味のサークルに入ったら楽しくなりました。地域とのつながりと、農作業のない冬の楽しみとして、大事にしていきたい」と話していました。

(写真はクリックすると見られます)