桃の節句を前に、鹿角市花輪のにぎわい拠点では、ひな人形およそ400体が飾られていて、訪れた人たちがひと足早い春を楽しんでいます。
これは、花輪六日町のにぎわい拠点「関善にぎわい屋敷」が毎年行っているもので、市の内外から寄贈されているひな人形はことし、30組、およそ390体まで増えました。
そのうち100年以上前の大正時代のものは、京びなと呼ばれる、京都で作られた人形で、面長の顔立ちや、お内裏さまを向かって右に置く飾り方などが特徴です。
また一般的なものより1段多い、豪華な8段飾りには、小野小町など歌人たち3人が登場し、なかには9段めに庭が設けられているものもあります。
入り口近くの広い部屋に現代の人形、奥座敷に古い人形が飾られており、時代によって変わる飾り方や顔の大きさ、表情などの違いを比べるのも楽しそうです。
会場には吊るしびなもたくさん飾られており、訪れた人たちは、明治時代の建物の中で味わう、ひと足早い春を満喫していました。
建物を運営するNPO「関善賑わい屋敷」では、「見に来た人たちは、帰る時に表情が明るくなっています。ここで春を感じて、心も体もいやされてほしい」としています。
この展示は来月いっぱいまで続けられていて、見学では、大人300円、高校生以下100円の施設維持への協力金が求められています。

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