子ども、若者の主権者意識の醸成めざす 鹿角市

子ども、若者の主権者意識の醸成めざす 鹿角市

 鹿角市の政策の総合的な計画づくりに意見を寄せる市民会議がまとめの会を開き、子ども、若者の主権者意識の醸成をめざす取り組みに期待が寄せられました。

 鹿角市の行政評価市民会議が2年間の活動を終え、16日夜、まとめの意見交換をしました。

 新年度にスタートする総合的な計画について、最も力を入れたことを委員に問われた笹本市長は、「未来への投資です。これからの鹿角を引っ張っていく世代が、アクションを起こし、周りが応援するという風土につくり変えなければいけない」と説明しました。

 市は計画のなかに新たな事業として、地域の課題を自分事として捉え、解決に動ける、主権者教育を醸成しようと、若者議会の設置を構想しています。

 委員からは、「そうした機運ができれば、役員のなり手不足が課題になっている自治会などでも、リーダーシップをとれる人が出てくる。自分で社会の仕組みをつくれる人、一歩踏み出せる人が出てくる」との指摘がありました。

 さらに委員は若者の流出にもふれ、「大勢が、仕事がないから鹿角を出ていく、帰らないと言っている。就職という選択肢だけでなく、仕事を自分でつくろうと思う人も出てきてほしい」と期待しました。

 笹本市長は、「知識だけでなく、イメージできるようになることが大事。若い人自らで切り開く力をつけてほしいし、サポートしていく」と述べました。

 会議の会長を務めた自営業、田中美由紀さん(51)は、「今回できた計画は、人への投資という発想が強いので、新しい鹿角市が生まれるのかなと感じている。今後、計画を推進していく段階でも、市民と対話し、お互いで理解し合いながら進めてほしい」と話しています。

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