記録的大雪の被害を議会に報告 鹿角市

記録的大雪の被害を議会に報告 鹿角市

 鹿角市は記録的な大雪による被害の現時点のまとめを議会に示しました。今後、果樹の被害が拡大する時期に入ることなどから、議員から適切な対応が求められました。

 17日、議会の3つの常任委員会が一斉に開かれ、市が16日までに報告を受けている被害の状況を説明しました。

 それによりますと、人的被害は重傷6人、軽傷2人で、ほとんどが屋根の雪下ろしに関するもの。避難者は、自主避難所2か所に、それぞれ1人ずつです。

 建物は、住宅が一部損壊の5件、小屋など住宅以外は、全壊の3件などあわせて11件です。

 農業関連では、ビニールハウスなどの損壊が35棟。畜産施設は12棟です。

 ほか市の施設でも、窓ガラス、屋根、軒先などの破損が確認されています。

 公共交通は、大館市のバス会社で、市内すべての路線の2日間の運休などがあり、鉄道の花輪線は、鹿角花輪駅と大館駅の間で先月20日から28日間、運休しました。

 いっぽう、果樹の被害は全容を把握できていないとし、状況について市は、果樹園への道路の除雪が進んでいないこと、雪解けに伴って枝が折れる被害が今後本格化することを示しています。

 委員会で市側は、「果樹協会では、3割以上の木で被害を受けていると見ている。復旧への支援を県と検討している」などと説明しました。

 また損壊したビニールハウスのほとんどが育苗用で、この春の使用が見込めない見とおしもあり、議員からは、被害を受けた人へのていねいな誘導が求められました。

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