第80回国民スポーツ大会スキー競技会は競技初日の15日、鹿角市と青森県大鰐町で男女9種目が行われ、地元の鹿角勢は4人が入賞を果たしました。
鹿角勢の主な成績です。はじめに鹿角市の花輪スキー場で行われているジャンプです。雨と強風の予報を受けて試技がカットされ、選手たちの精神面を左右しました。
少年の部は、鹿角高校の遠田廣斗(ひろと)選手が鹿角勢最高の14位となりました。
改善していたはずの、飛び出しの時に、上に行ってしまう悪いジャンプが一本めに出てしまいました。高校最後の年のことしにかける思いが体を固くしました。
「飛び出し、空中の姿勢。良くない流れになってしまった。くやしい」。そのまま2本めも立て直せませんでした。
16日は、海外の2試合を前に、最後の国内戦です。「体も気もちも、柔らかくして臨む。得意の後半の距離で、あせることなくじっくり攻める」と気もちを切り替えています。

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成年Aの部は、明治大学の成田健太選手が8位に入り、入賞を果たしました。
成績について、「国スポの純飛躍の入賞は一度もなかったので、大満足です」と、自身に及第点を出しました。
その要因については、「前の日に転倒したり、気もちがうまくのらなかったりしていたので、頭の中でいい時のジャンプをシミュレーションして、1本めで実践できた」と振り返ります。
2本めも、1本めで見つけていた空中の姿勢を改善するなど、対応力の高さが光りました。16日の複合は、得意の前半のジャンプでライバルに差をつける作戦です。

成年Bの部は、ハタリキの小山内鴻佑(こうすけ)選手が、鹿角勢最高の14位でした。
試技をカットされての1本め。レール、バーンの状況など様々な情報が入ってきて、気にしすぎて、迷い、体が重くなりました。
「おそらくだれよりもこのジャンプ台で練習できている。それを自信にもちたかったが、最初の迷いで薄れてしまった」。苦手な着地も決められませんでした。
選手活動を優先できる企業で働いており、「試合に気もちよく送り出してもらっているのに、結果が出ないことが申し訳ない。次こそ頑張りたい」と前を見ています。

続いて、大鰐町で行われた競技の結果です。はじめにクロスカントリーです。少年男子の部、10キロで、鹿角高校の古田陸翔(りくと)選手が、国スポスキーで自身初の3位表彰台入りを果たしました。
また鹿角高校の須藤快(すとう・かい)選手が6位となり、1年生にして早くも入賞です。
成年男子Aの部、10キロは、東洋大学の石井茂太(しげた)選手が鹿角勢トップの9位となり、3年ぶりの入賞に順位であと1つ届きませんでした。
成年男子Bの部、10キロは、自衛隊体育学校の田中聖土(まさと)選手が4位に入り、コロナ禍の中止をはさみ、9大会連続の入賞を果たしました。
最後にアルペンです。成年男子Aの部、大回転で、鹿角勢唯一出場の鹿角市スキー連盟、廣嶋渓介選手が、30位となりました。
鹿角勢の全成績
【アルペン】
◆成年男子A大回転
30 廣嶋渓介(鹿角市スキー連盟)
◆成年女子A大回転
鹿角勢の出場はなし
◆成年男子B大回転
鹿角勢の出場はなし
【クロスカントリー】
◆少年男子10キロクラシカル
03 古田陸翔(鹿角高)
06 須藤快(鹿角高)
27 浅石卓(鹿角高)
◆成年男子A10キロクラシカル
09 石井茂太(東洋大)
12 古田柊斗(中央大)
◆成年B男子10キロクラシカル
04 田中聖土(自衛隊体育学校)
23 佐藤雄太(鹿角広域消防本部)
【ジャンプ】
◆少年純飛躍
14 遠田廣斗(鹿角高)
18 工藤和(鹿角高)
◆成年男子A純飛躍
08 成田健太(明治大)
11 海沼史人(東海大)
16 宮﨑敬太(東京美装興業)
◆成年男子B純飛躍
14 小山内鴻佑(ハタリキ)
15 成田巨樹(小坂製錬)
18 湯瀬航大(小坂製錬)







