大阪桐蔭高校のエースとして甲子園で活躍し、ドラフト1位で巨人に入団するなどした辻内崇伸さん(38)の講演会が鹿角市であり、夢や努力の大切さを子どもたちに訴えました。
これは、子どもの居場所づくりなどをしているNPOが14日に花輪西町の寺で開いたもので、野球少年やその親などおよそ40人が集まりました。
辻内さんは講演のなかで一貫して、夢をもち、努力する大切さを訴え、「人よりも多く練習することで夢に近づける」と呼びかけ、また、「努力すると結果が変わることにわくわくしながら練習できるといい」と提案しました。
プロ野球で長くけがに苦しんだ経験も振り返り、「今けがをしているけれど、これだけはやろうということを決めていた。自分の足りないところを見つけて、ひらすら練習していた」と、影の努力の様子を示しました。
いっぽう来場した指導者から、試合での緊張をわくわくに変える秘けつを問われると、「マイナスの気もちはもたないこと。ヒーローになってやろうと思いながらプレーできるといい。思い切りプレーしたら、失敗しても怒られない」と気のもちようを指摘しました。
終始、子どもたちにきさくに話しかけるように講話し、時折、「腹筋ってみんな嫌いじゃん。だけど体幹トレーニングはしっかりやった方がいいよ」とか、「勉強もちゃんとしようね」などと優しく語りかける場面もありました。
子どもたちに夢を求めた辻内さん。自身の目標については、7年前に就職した秋田市の警備会社で立ち上がった野球部の監督をしており、「野球部を秋田県のナンバーワンにすること」と話しました。
講演を聞いた鹿角市の中学2年の男子生徒は、「どんな時も、わくわくしながら努力し続けることが大事だと感じました。今後も野球を続けるなかで、夢を見つけたい」と話していました。

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