去年一年間に鹿角市と小坂町で救急車が搬送された人数は千409人で、高齢者の割合が増えるなか、75%あまりを占めました。消防では命を守るためとして、本人や周囲の人が体調の変化に気づくことが重要だと指摘しています。
鹿角広域消防本部がまとめた去年の救急の統計によりますと、去年一年間の搬送人数は千409人でした。
前の年から70人減りましたが、増加傾向にあり、過去10年のなかでは、最も多かった去年に次いで2番めに多くなりました。
出動件数は千576件で、前の年から115件、率にして7%減りました。件数も過去10年のなかで2番めに多くなりました。
出動は一日に平均で4.3件あり、搬送された人は管内のおよそ20人に一人、およそ9世帯に一世帯の割合です。
搬送された人の原因で最も多かったのは急病、次いで一般のけが、交通事故などです。
地域で高齢化が進むなか、去年搬送された人のうち、75.7%が65歳以上でした。
消防では、高齢者の場合、体調が悪い時に救急の要請をちゅうちょするケースがあると指摘しています。
そのため、「119番が速いと、受けられる医療が変わる場合がある。具合が悪い、いつもと様子が違う時などは、自分だけで判断せず、119番通報してほしい」と呼びかけています。
また周りの人の気配りも大事だとし、「様子がおかしいと思ったら、家族や近所の人が可能な限り声を掛けてほしい」としています。







