児童の民話、伝説の感想画を展示 鹿角市のコンクール

児童の民話、伝説の感想画を展示 鹿角市のコンクール

 地元に伝わる民話、伝説をテーマにした読書感想画のコンクールの出品作品の展示が行われていて、子どもたちの独特な感性が見学者を楽しませています。

 この展示は、読書と、古里の民話、伝説に関心をもってもらおうと、市の図書館が市内の小学生を対象に行っているコンクールの出品作品を集めた企画です。

 コンクールで描く絵は学年ごとに違う民話、伝説が設定されていて、ことしはダンブリ長者や錦木塚物語などの絵に市内の小学生221人が挑戦しました。

 児童たちは、クレヨン、絵の具、版画、張り絵などの手法で、左多六(さたろく)の死にふれた忠犬、シロの悲しそうな表情や、姿が龍に変わり、怒りに満ちた八郎太郎などを独特の感性で描いています。

 なかにはダイナミックな構図や、細やかな描写などもあり、訪れた人たちが感心するように見入っていました。

 いっぽう、現在展示中の十和田図書館では、廊下や階段、2階のオープンスペースなど、あえて様々な場所に並べており、施設の中を歩いているだけで、児童たちの思いにめいっぱいふれられます。

 訪れていた70代の男性は、「インパクトのある表現などもあって、楽しいです。子どものころから古里の物語にふれる機会は大事だと思うし、古里を忘れない子どもたちになると思います」と話していました。

 審査をした、美術教師たちでつくる鹿角造形教育研究会では、「一点一点ていねいに取り組まれた力作ぞろいのため、じっくりと鑑賞してほしい」としています。

 この展示は12日午後1時まで十和田図書館で、14日から28日まで花輪の「コモッセ」でそれぞれ開かれます。

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