記録的大雪、ビニールハウス倒壊32棟 鹿角市内

記録的大雪、ビニールハウス倒壊32棟 鹿角市内

 この冬の記録的な大雪で鹿角市内では、農業用ビニールハウスがつぶれる被害が相次いでいて、農家を苦しめています。

 鹿角市内の40代の女性は、先月下旬、育苗や野菜の栽培などで使っているビニールハウス6棟のうち3棟が雪に押しつぶされ、全壊する被害を受けました。

 女性によりますと、日ごろから雪が積もると日中に落としているそうですが、その日の夜は低温で雪が落ちづらく、また一度に大量の雪が降ったため、つぶれてしまったとみられるそうです。

 女性は、「ハウスがつぶれないように、家族みんなで頑張って雪を落としていたので、ショックです。保険に入っていますが、農業機械が入ったハウスもつぶれているので被害の全ぼうはまだ分かりませんが、再建できるか不安です」と話しています。

 また、「再建できても、一年の作業すべてが遅れてしまうのは確実だし、作目を変えなければいけないかもしれないので、先が心配です。公費の支援があってほしい」と願っていました。

 市の9日までのまとめでは、市内のビニールハウスの被害は、32棟が確認されているということです。

 被害額は算定中ですが、すでに4千万円は超えているみていて、市は対応について検討しています。

 鹿角市農業振興課では、「今後、積もった雪の重みが増すので、これ以上被害が増えないように、ビニールハウスの雪下ろしをこまめにしてほしい」と呼びかけています。

 市によりますと、6年前の大雪では市内でビニールハウス32棟の被害があり、また12年前の大雪では107棟の被害が確認されました。

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