鹿角市毛馬内で9日、解体作業中の空き家からクマが出てくる事態がありました。市はこのクマが空き家の中で冬眠していた可能性があるとし、市内の各地に空き家があることから、注意を呼びかけています。
警察と市によりますと9日午前8時50分ごろ、鹿角市毛馬内古町の空き家で、男性3人が解体作業をしていたところ、およそ60センチのクマが中から出てきたということです。
クマは直後にその場から立ち去っていて、男性たちにけがはありません。
また、クマはその後、近くで捕獲されました。
クマがいた空き家は市の博物館「先人顕彰館」の近くにあり、周辺には住宅や公共施設、店舗、林などがあります。
全国でクマの人の生活圏での出没が相次ぐなか、クマが市街地の空き家で冬眠していたケースが報告されていて、市は今回のケースについて、その可能性があるとみています。
鹿角市農地林務課は対策として、クマを引き寄せるものを外に放置しないこと、空き家や小屋の出入り口をふさぐことを求めるとともに、「空き家や小屋のそばに行くときは、足跡や周りの状況を確認するなど、十分に警戒してほしい」と呼びかけています。
市が2年前に行った調査では、市内ではおよそ千400軒の空き家が市街地など各地で確認されていました。







