人生の節目迎えて厄払い 鹿角市十和田など

人生の節目迎えて厄払い 鹿角市十和田など

 厄年を迎えた人たちが合同でお払いをする行事が、ことしも鹿角市で始まりました。

 厄年は、災いや体調の異変があるころと言われ、鹿角地域では、合同でお払いをして人生への思いを新たにしようという行事が、地区ごとに行われています。

 7日には鹿角市の十和田地区と八幡平地区であり、そのうち十和田地区の会は、数え年で33歳の女性15人と、42歳の男性25人が大湯のホテルに集まりました。

 出席者たちは、神官に導かれながら神棚に向かって全員で拝礼し、厄払いを祈っていました。

 また式の終盤には、代表者たちが近くの川へ行き、参列者の身代わりの、「人形(ひとがた)」と呼ばれる紙人形を流し、罪やけがれを流す風習を行いました。

 実行委員長を務めた農業、栁沢智哉(やなぎさわ・ともや)さん(39)はあいさつで、「厄を払ってもらうことで、転じて福となるという考え方に変わるようです。この機会に気もちも新たにし、さらなる一歩を踏み出したい」と述べました。

 和服や礼服などの出席者たちが集まった会場は華やかで、式の前後には、旧友たちとの再会を喜び、笑顔で談笑したり写真を撮ったりする光景も見られました。

 出席していた小坂町中前田の会社員の女性は、「あっという間にこの年になったなあと感じますが、家族も増えて、今幸せです。これからも家族みんなで、健康に過ごしたい」と話していました。

 鹿角市内の厄払いの行事はこのあと、ほかの地区でも行われます。

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