大雪による住宅の倒壊のおそれで大勢の命に危険がある状況になっているとし、秋田県は7つの市町村に対し、災害救助法の適用を決めました。除排雪の促進をめざしています。
県内では先月21日以降、寒波などの影響で積雪が急激に増えていて、鹿角市花輪では積もっている雪の深さが3日まで5日連続で記録を更新し、3日午後6時の時点では平年のおよそ2.7倍の131センチとなっています。
県が3日、県内25の市町村に状況を確認したところ、業者が道路の除排雪で多忙を極め、住宅の除排雪に手が回らなくなっているケースが多く聞かれたということです。
このため県災害対策本部では、住宅の倒壊で大勢の命や身体が危害を受けるおそれがあると判断し、住宅の除排雪を進めようと、県内での災害救助法の適用を決めました。
適用されるのは、県に要請した鹿角市、小坂町、大館市など県北部の7つの市町村です。
県はこれらの自治体に対し、高齢者、障害者や、経済的な理由などで、自力での除雪が困難な世帯の住宅を対象に、除排雪が進むよう業者への発注を促しています。
また、その場合の業者への委託費用が、国と県で負担されます。
適用の期間は3日から10日間です。
秋田県が大雪で災害救助法の適用を決めたのは、5年前以来です。
さらに県は、住宅の除排雪に業者の手が回らなくなっていることを踏まえ、県発注の工事の延期も決めました。
秋田県総合防災課では、「できる限り早く、県民が自宅で安心して暮らせるようにしたい」としています。







