「鹿角に様々ある果物を使って、おしゃれな名物をつくりたい」。一念発起したのは、「最後の挑戦かな」と笑う78歳の女性。着目したのは、ジェラートです。
鹿角市花輪新斗米の米田敦子(まいた・あつこ)さんです。雑誌で紹介されては電話回線がふさがり、市のふるさと納税の返礼品で常にトップクラスにある、あのアップルパイの生みの親です。
今回の発端は、「鹿角におしゃれな食べ物が少ないでしょ。若い人、子どもが喜ぶものをつくりたい」という考え。それに、「地元で最近、少しずつ増えている若い農業者たちを応援したい」という思いです。
着目は、鹿角に様々な果物があること。そして、「ジェラートは果物の完熟の味が生きる」というデータが決め手になりました。
これまでも六次産業化で行動力を発揮してきた米田さんです。研究、補助金の獲得、PRの準備と、あっという間に行動し、1年後のことし春の大型連休には販売を始めたい考えです。
アップルパイやモモのコンポートを作っている自身のブランド「レディースファーム」の商品として製造し、観光施設や宿泊施設などで販売してもらいたい考えです。
ラインナップを多彩にそろえて、お客さんが味と、選ぶ楽しさを味わえるのが、ジェラートの魅力です。
「リンゴでしょ、モモ、ブルーベリーに、ブドウ、それからイチゴ。野菜だってエダマメ、カボチャが合いそうだし、トマトとバジルをあわせたらおいしそう」と、構想を聞いている人もわくわくしそうです。
30日、初期投資の一部の獲得にと、クラウドファンディングを始めました。「鹿角の完熟果実」「78歳のチャレンジ」などと銘打っています。
いろいろな思いがありますが、根本は農業者です。「若い農業者が増えてきてうれしいので、作ったものを買って協力したい。自分たちが育てたものがおしゃれなものになったら、仕事の励みにしてもらえるかな」と思い描いています。

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