鹿角市花輪で風力発電所を建設する構想が、地元の産業界の担い手たちが集まる催しで示され、参加者たちが理解を深めました。
これは風力発電所の建設を構想している「かづのグリーンエネルギー」が、23日夜に鹿角市花輪のホテルで開かれた、地元の商工会の研修会に招かれたものです。
会社側は、地元の再エネ電力を地産地消し、鹿角を活性化したいこと、建設地は花輪上沼の尾根周辺を想定していること、現在、環境への影響の調査をしていることなどを説明しました。
またこれまで地元には、風車を25機ほど建設する構想を示してきましたが、世界文化遺産の大湯環状列石からの景観を考慮し、すべてにならないケースも想定していることも明らかにしました。
地元に協力を求めたいこととして、各種の工事のほか、発電所の運営会社の設立に対する企業や市民からの出資、それに収益を地元に還元するための協議会への参加などを挙げました。
佐藤邦治社長(57)は、「この地域で暮らし、この地域で事業をしてきた私たちが、鹿角の将来を自分たち自身の問題として考え、責任をもって進めている事業です。建設、雇用、収益を市民生活や地域づくりに還元したい」と述べました。
会場の参加者から、「事業を非難する新聞の折り込みを先日見たが、内容は本当か」との問いがあり、会社側は、「正しいこと、明らかに間違えていること、現在まだ分からないことなどが書かれている。今後、地元への説明の場を増やしたい」と答えました。
訪れていた60代の男性は、「事業として成り立つものであれば、ぜひ取り組んでほしい。数字的なものがまだ机上のものであり、状況を確認していきたいし、会社に随時説明してほしい」と話していました。








