冬型の気圧配置の影響で鹿角地域は、積もった雪の深さがこれまでの1月のなかで過去最多となるなど、記録的な大雪に見舞われています。市などが事故や今後の悪天候への注意を呼びかけています。
秋田地方気象台によりますと、日本付近は冬型の気圧配置が続いていて、鹿角地域はおととい昼前から雪が断続的に降っています。
鹿角市花輪では、積もった雪の深さが、降り始める前、19日午前8時は65センチでしたが、48時間後の21日午前8時は113センチとなり、2日間だけで48センチ増えました。
気象庁の1979年からある記録で、1月に積もった雪の深さがこれまでで最も多かったのは、11年前の1メートルちょうどでしたが、これを大きく超えました。
19日午後4時の時点の雪の深さは109センチで、平年のおよそ2.8倍です。また冷え込みも厳しく、鹿角市花輪では19日、夕方までで、氷点下3度台から5度台で推移しています。
そうしたなか、鹿角市は臨時のメールを発信し、除排雪中の事故の防止と気象情報の確認を呼びかけるとともに、「悪天候時は不要不急の外出を避けてください」と求めています。
また消防では、除排雪中の事故防止のポイントとして、事故が起きてもすぐに救助や通報ができるように2人以上で作業をすること、ヘルメットや命綱の使用、はしごの固定、それに滑って転ぶことや、用水路への転落の注意などを呼びかけています。
また除雪機を使う場合は、着ているものや足、指の巻き込みに注意し、回転部分の近くで作業をする時は必ずエンジンを止めるよう求めています。
今回の冬型の気圧配置は、気象台が25日ごろまでと予想するなど、長く続くのが特徴で、警報級の大雪になる可能性もあるということです。
鹿角市には午後4時の時点で、大雪、なだれ、雷、低温の各注意報が出されていて、降雪、積雪による建物の被害や交通の障害、山などの斜面に積もった雪の崩落、また落雷や急な降雪、それに低温による農作物の被害や水道管の凍結などへの注意が呼びかけられています。







