小坂町が作成を進めてきた、2050年までにゼロカーボンを達成するための実行計画が、完成しました。近く細越町長が、ゼロカーボンシティー宣言をする予定です。
町は2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにするための取り組みを見える化しようと、地元の各産業界や環境審議会、研究者などと、2年間かけて計画をつくりました。
今月5日に完成した計画は、冊子にしておよそ80ページのもので、概要版とともに、今後ホームページや広報などをつうじ町民と共有したい考えです。
計画では、二酸化炭素の排出量について、全国的な基準年の2013年の時点から5万4千トン減らせば、2050年にはゼロカーボンを達成できると試算しています。
そこから森林の吸収量や人口減少などを差し引き、行動で必要なのは2万5千トンの削減だとし、その取り組みについて、省エネルギー、再生可能エネルギーの導入など6つの分野ごとに示すとともに、町民、事業者、行政それぞれの役割からも表しています。
そのうち町民ができることには、節電の心がけ、省エネ家電の選択、太陽光発電など再生可能エネルギーの導入、住宅の高断熱化などを挙げています。
これら取り組みの検討では、地域内での経済の循環や、町の発展など、地域課題の解決にもつながることを意識したとしています。
今後、計画の推進では、役場内のすべての課が参加するワーキンググループをつくり、取り組みの実施や進ちょくの管理などをしていくことにしています。
小坂町町民課では、「これまでも環境に配慮した生産活動、暮らし方を推進してきたが、さらに加速するために計画を定めた。取り組みの実施状況をホームページで毎年公表していく」としています。
町によりますと、県内の25の市町村のうち12か所でカーボンニュートラルをめざす宣言をしていて、小坂町も計画の完成を受け、近く細越町長が表明する予定です。







